- 広告運用を副業として始めたいけど未経験でも大丈夫?
- 広告運用の副業の始め方が分からないので知りたい
- 広告運用の副業はどうやって探すの?
副業ブームとなり、広告運用を始めてみたいと思う方は多いのではないでしょうか?
しかし、いきなり未経験の状態でも広告運用ができるのか不安ですよね。
この記事では、上場企業の広告代理店で広告運用者として勤務しながら副業もしている私が広告運用の副業の始め方やおすすめのサービスを紹介しています。
ぜひ最後までお読みください。
結論:未経験から広告運用を副業にするのは正直厳しいです
未経験から広告運用を副業にするのはとてもハードルが高く、多少勉強しただけでは案件獲得はできないでしょう。
なぜなら、広告運用は実際に広告を出してみないと経験できないことが多いためです。
広告運用のほかに、副業のジャンルとしてよくあがってくるのが以下かと思います。
- Webデザイン
- Web制作
- Webライター
どれも未経験から知識をつけて副業が可能と言われるものです。
これらに共通していることは何かしら制作物があること。
つまり、未経験であってもいいものが作れていたら案件が獲得しやすくなります。
一方、広告運用での副業で期待されているのは制作物ではなく、数値の成果です。
そして、この成果は実際に広告を出した経験がないとスキルアップができません。
また、副業で期待されているのは即戦力です。
制作物がある副業ではポートフォリオを見ればその人の実力が分かりますが、広告運用では目に見える成果がないため、実力を判断しづらい傾向があります。
そのため、募集主は経験年数や経験した案件ジャンル、予算規模などを考慮してあなたに仕事を任せるかを決めています。
つまり、たとえ知識があっても未経験から広告運用を副業にするのは厳しいということです。
しかし、しっかりと手順を踏めば広告運用を副業にできます。
未経験からの広告運用を副業にする方法
未経験から広告運用を副業にするには以下のステップで進めるのが現実的です。
- ウェブマーケティングスクールで知識を付ける
- 未経験OKの求人に応募して転職する
- 実務経験を積んだら副業を始める
順番に解説します。
ウェブマーケティングスクールで知識を付ける
まずはウェブマーケティングスクールで知識を付けましょう。
広告運用のスキルを身につける方法は大きく分けて
- 独学で本や動画で知識を付けて自分で実際に配信する
- ウェブマーケティングスクールに通うか
この2つがありますが、私は実体験からウェブマーケティングスクールをおススメします。
独学して自分で配信する方法はお金はあまりかかりません。
しかし、アフィリエイトの知識やデザインのスキルなどが必要になり、時間がかかる上に難しくて挫折する可能性があります。
ウェブマーケティングスクールの場合はお金はかかりますが、必要最低限の知識を体系的に学べるので無駄な時間がかかりません。
また、Wannabeというウェブマーケティングスクールでは授業内で実際に広告を配信したり、実際のクライアント企業への提案など実践的に学べます。
こちらの記事でも解説していますが、広告運用は広告を配信するだけではなく、結果をもとに分析やクライアントへ提案もします。
こういった経験は独学ではあまり経験できないため、ウェブマーケティングスクールに通って体系的に学ぶことをおススメしているのです。
未経験者に対して3か月でwebマーケターに育てます【Wannabeアカデミー】
未経験OKの求人に応募して転職する
ウェブマーケティングスクールで知識を付けたら、未経験OKの求人を探しましょう。
私がざっと調べただけでも東京周辺で約8,000件とかなり多くの求人数があります。
実は広告業界は今、人手が足りていません。
なぜなら、インターネット広告市場は年々規模が大きくなっているからです。
2021年にはテレビや新聞雑誌などの従来の広告媒体よりも多くの予算が使われています。
(参照:2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析)
そして、インターネット広告の予算が増えているということは広告配信を検討する企業はもちろん、広告代理店、そしてGoogleなどの広告媒体社なども人材を求めている状態です。
そのため、未経験でも求人を出す企業が増えており、多少知識があれば採用される確率も高くなります。
転職に成功したらしっかりと実務経験を積んで広告運用やウェブマーケティングのスキルを身につけましょう。
実務経験を積んだら副業を始める
転職に成功して実務経験を積んだら実際に副業を始めましょう。
実務経験を積むことで広告運用のスキルはもちろん、ウェブマーケティングのスキルや会社によってはクライアント対応、ウェブデザインの知識も身につくかもしれません。
これらのスキル・知識を応用してこのあと紹介するサービスで募集されている案件に応募すれば副業が可能です。
1点ポイントとして、応募の際に面談をすると思います。
そのとき、経験した案件ジャンルや予算規模、運用可能な広告媒体を聞かれることが多いので、あらかじめまとめて準備しておきましょう。
広告運用の副業を探せるサービス5選
実務経験を積んだら早速広告運用の副業をしましょう。
案件の探し方は下記に紹介するサービスに登録して探すのが一般的です。
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ココナラ
- Workship
- 複業クラウド
ランサーズ
ランサーズは日本国内で有名なクラウドソーシングのサイトです。
ランサーズの特徴は知名度がNo.1のため、案件のジャンルや数がたくさんあります。
2022年11月の時点では広告運用の案件は2,300件ほどありました。
副業の初期段階では単価よりも実績を積むことを優先したほうがいいため、案件数の多いランサーズは初めて副業する方にとってはおススメのサービスです。
ランサーズ | 日本最大級のクラウドソーシング仕事依頼サイト
クラウドワークス
クラウドワークスもランサーズと並んで知名度の高いクラウドソーシングサービスです。
ランサーズとクラウドワークスは手数料の違いはほぼありませんが、クラウドワークスのほうが案件の数が比較的多くなっています。
2022年11月の時点で広告運用に関する募集は3,500件ほどでした。
ココナラ
ココナラとは自分のスキルを販売できるサービスです。
CMでお馴染みの方も多いのではないでしょうか。
紹介したランサーズ・クラウドワークスは募集に対して自分から応募する形式ですが、ココナラの場合は自分のスキルを出品して依頼が来るのを待ちます。
自分から営業をするのが苦手な方にはおススメの方法ですが、副業をするからには営業活動も必要です。
ランサーズ・クラウドワークスで営業をしつつ、ココナラにも登録して依頼が来るのを待ちましょう。
無料登録してくわしくみる
Workship
Workshipとはフリーランス、副業人材向けのマッチングサービスです。
これまで紹介したサービスとは違い、フリーランスや副業に特化した案件が多くなっています。
Workshipの特徴は案件の成約が決まったら祝い金として1万円がもらえることです。
また、報酬の前払い制度も採用しており、早急にお金が必要な時にも役立つサービスです。
Workship(ワークシップ) | フリーランス・副業向けマッチングサービス
複業クラウド
複業クラウドとは名前の通り複業(複数の仕事をする人)に特化したマッチングサービスです。
特徴としてはプロフィールを登録しておけば企業からスカウトが届きます。
一般企業だけでなく、地方自治体が出している募集もあるのも特徴の一つです。
また、副業として応募した会社に正社員として採用されるケースもあります。
複業クラウド | 複業・業務委託特化型マッチングプラットフォーム
広告運用の副業は稼ぎやすい
副業としての広告運用は正直ハードルはとても高いですが、その分スキルを一度身につけてしまえばどの業界でも応用が利くので、とても稼ぎやすい副業です。
また、本業でウェブマーケティングをしている場合は本業と副業でシナジーが生まれるためとても効率よく稼ぐ事ができます。
さらには、広告運用の副業はウェブサイト制作などの他の副業よりも比較的に稼働時間が短い場合が多いです。
ぜひ広告運用スキルを身につけて副業で今よりもちょっと収入を増やしましょう。