- 広告運用って聞いたことあるけどどういう仕事?
- 広告運用に興味あるけど未経験でも転職や副業はできるの?
- 広告運用のスキルを身につける方法を知りたい
副業ブームとなり広告運用という言葉を聞く機会が増えましたね。
この記事を読んでいるあなたもSNSなどで目にすることが多くなって気になっていると思います。
しかし、実際に広告運用がどういう仕事かご存知でしょうか?
この記事では、現在上場企業で広告運用をしている私が広告運用の仕事内容や、未経験でも広告運用を副業もしくは転職できる理由、そして広告運用スキルを身につける方法について解説します。
ぜひ最後までお読みください。
広告運用の主な仕事は主に5つ
広告運用の主な仕事内容は主に下記の5つです。
- 企画
- 入稿
- レポーティング
- 分析
- 調整
順番に解説します。
企画
企画とは下記5つを決めることです。
- 広告を出す目的
- 達成したい目標
- 予算
- 商材のターゲット
- 広告を配信する媒体
媒体とはGoogleの検索結果やTwitter、インスタグラムなど広告の配信先です。
当然ですが広告を出すにはお金がかかります。
そのため、限られた予算内で最大限の効果を発揮できるように、しっかりと企画を練ることが大切です。
例えば、男性育毛剤の広告を出す場合に、女性に配信しても意味がないですよね。
また、女性向けのメディアサイトに出しても、男性はほとんどそのウェブサイトは見ないと思うので、効果は期待できません。
それよりは30歳以上の男性に絞り、車のメディアサイトのように男性がたくさん集まるウェブサイトに配信したほうが効果的だと思いませんか?
こういったことを考えるのが広告運用における企画です。
入稿
企画が決まったら、次は入稿をします。
入稿とは、広告を配信する媒体上で作成することです。
広告は下記の3つの要素を組み合わせて作ります。
- テキスト
- 画像(もしくは動画)
- ウェブサイトのURL
これらをミスなく適切な組み合わせで入稿します。
私が過去にしたミスでは、すでにキャンペーンが終了した画像を使用してしまったことがありました。
また、ウェブサイトのURLが間違っていて、広告をクリックしてもウェブサイトが表示されなかったこともあります。
広告を見た人に間違った情報や不便を感じさせてしまい、ブランドの評判が下がることにもつながってしまうので、入稿のときは何回もチェックすることが大切です。
レポーティング
入稿して広告を配信したら次はレポーティングです。
レポーティングとは広告の配信結果をレポートにまとめること。
予算をどの媒体にどのくらい使って、目標としていた数値には届いたのか、先月よりも改善した指標はあるかなどをまとめてExcelファイルやPDFファイルを作成します。
作成されたレポートは上司やクライアントに提出します。
上司やクライアントは広告にあまり詳しくない可能性があるため、レポートは誰が見てもわかりやすいように作ることが大切です。
分析
レポーティングと同時に行うのが分析です。
分析とは広告配信の結果を見て良かった点、悪かった点、そして改善策を考えます。
例えば、企画の段階では1ヶ月で100件の商材が購入される想定でしたが、80件しか購入されなかったとします。
そこで、作成したレポートからいろいろな指標を見て何が問題だったのかを探るのが分析です。
- 広告がクリックされていない場合は画像やテキストが魅力的ではなかった
- 広告はクリックされているが、ウェブサイト訪問後に購入に至っていない場合はウェブサイトの内容に問題がある
など結果数値を見て、いろんな側面から分析します。
しかし、分析しただけでは広告の効果は改善できません。
分析結果から、次に説明する調整を行います。
調整
調整とは分析結果を基にして広告を改善することです。
インターネット広告は雑誌やテレビとは違い、配信の途中でもリアルタイムに変更できる特徴があります。
分析の段階で出てきた問題点から広告を改善し、目標を達成できるように調整する段階です。
例えば、先ほど出した例で考えると
- 広告がクリックされていない場合は画像やテキストが魅力的ではなかった
- 画像をもっとターゲットに合うように色味を変えてみる
- 広告はクリックされているが、ウェブサイト訪問後に購入に至っていない場合はウェブサイトの内容に問題がある
- 購入ボタンが分かりづらいからデザインを変えて目立たせよう
などの調整案があります。
調整内容はこれ以外にもさまざまあり、調整が正しかったかどうかは配信してみないとわかりません。
そのため、広告運用は分析と調整をひたすら繰り返す仕事と言えます。
未経験でも広告運用で転職・副業は可能です
ここまで読んで「未経験だけど、自分でも広告運用できるのかな」と不安になっていませんか?
結論、全く問題ありません。
なぜならインターネット広告市場は今とても大きくなっているからです。
電通の調査によると2021年、インターネット広告費は従来の広告形式だったテレビ・新聞・雑誌・ラジオの合計を抜きました。そしてこの流れはさらに加速する見込みです。
(参照:2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析)
つまり、広告を出したい企業は年々増えています。
また、求人サイトで「広告運用 未経験」と検索すると東京だけでもおよそ8,000件もヒットします。
中には今知識がなくても応募できる求人もあったので、興味があればすぐに応募してみてはいかがでしょうか。
広告運用スキルを身につける方法
さきほどは未経験でも副業や転職は可能と説明しましたが、未経験OKといってもまったく知識がない状態では広告運用を仕事にするのは難しいです。
そのため、あらかじめ少しでも知識をつける必要があります。
方法としては独学か、もしくはウェブマーケティングスクールに通うかの2択ですが、私としてはウェブマーケティングスクールに通うことをおすすめします。
以前、私は独学で広告を出したことがあります。
その時は本当に無知でわけも分からずGoogleに広告を出したところ、一気に1万円分の広告費が請求され呆然としました。
この経験からしっかりと学ぶ必要があると思い、ウェブマーケティングスクールに申し込んで知識をつけたため、現在の会社に転職できました。
ウェブマーケティングスクールに通うメリットとしては以下の3つがあります。
- 体系的に学べる
- 転職サポートがある
- コミュニティができる
どれも独学では得られないメリットです。
特に未経験の状態では何を勉強していいかわからない状態ですので、体系的に基礎から学べることは遠回りに見えて近道になります。
おすすめのウェブマーケティングスクールはこちら。
広告運用はコスパ最強です
広告運用者の稼働時間は比較的短めです。
私の知り合いは時給3,000円で副業をしており、月の稼働時間は平日2時間で40時間ほどですので、12万円ほどの収入が本業とは別にあります。
ウェブマーケティングスクールの初期投資は高いですが、時給が高めなのですぐに回収が可能です。
また副業の場合は基本的にリモートワークのため、時間や場所にとらわれずに働けます。
ぜひみなさんも広告運用スキルを身につけて、コスパよく稼いでください。