【2021年度版】デイトラWeb制作コースのリアルな感想

アイキャッチ プログラミング

こんにちは、ほくとんです。
僕はデイトラを購入し、上級編までクリアしてWeb制作の案件も獲得することができました。その後Web制作フリーランスとして現在活動中です。

今回は東京フリーランスが運営するオンラインプログラミング教材「デイトラ」のWeb制作コースについて徹底レビューします。

  • デイトラのSNSの評判を見たけどいいことしか書いてなくて逆に不安…
  • 他のプログラミングの教材と比べると内容が薄いとかサポートが悪いとかないのかな
  • 教材を買えば稼げるようになるのかな

この記事はこんな悩みをお持ちの方に向けて書いています。

デイトラは約9万円(執筆時)と決して安い買い物ではないので、買う前に不安になる方も多いはず。その不安をこの記事を通して少しでも解消できればいいなと思います。
ぜひ最後までお読みください。

デイトラの特徴

まずはデイトラの特徴について紹介します。
デイトラは他の教材にはない5つの大きな特徴があります。

完全独自の教材

デイトラの教材内容は運営する東京フリーランスによる完全独自の教材です。動画とテキスト形式で内容が進んでいきます。教材の中には運営の方が実案件で実際に使用したデザインカンプ(Webサイトのデザイン)を使う課題もあるので、実際に仕事に必要なスキルを教材の中でしっかりと学ぶことができます。

買い切り型コンテンツ

デイトラは月額制ではなく、買い切り型となっているため1度購入した後は追加の料金がかかりません。たまにコンテンツが追加され、そのたびに値段が上がっていきます。僕が購入したのは2020年の4月で発売されたその日に買いました。その時の値段は6,5000円でした。その後何度かのコンテンツアップデートがあり、2021年4月現在では89,000円です。つまりもし購入を検討中の方は更に値上がりする前に始めるのがお得ということになります。

チャットによる無制限質問サポート

デイトラでは「Slack」というチャットツールを使って教材の内容に関する質問をすることができます。しかも回数は無制限!さらに回答をくれるのはメンターといって、Web制作者として現役で活動されている方々なので、教材に関することならどんなことでも答えてくれます。

またメンターは毎日シフト制で常駐しているため、質問したらすぐに返事が返ってきます。僕も上級編で質問したところ、10分程度で返信があり問題が解決しました。メンターが常に揃っているという環境はデイトラ以外ではあまり無いのではと思います。

#デイトラで他の受講生と繋がれる

デイトラはもともとショーヘーさん(@showheyohtaki)という方がTwitterの企画で始めたもので、そこで「#デイトラ」が広まり現在も使われています。ぜひTwitterで「#デイトラ」で検索してみてください。毎日数多くの受講生がその日にデイトラで学んだことをツイートしています。

#デイトラで発信することで、簡単にデイトラ仲間を見つけることができます。基本的にデイトラは1人で進めることが前提なので、孤独になってしまいがちです。しかし#デイトラで仲間を見つければお互いに励まし合ったり、時には切磋琢磨でき、モチベーションの維持に繋がります。もし購入を検討中であればぜひTwitterのアカウントの作成も同時にして、学習過程を発信することをおすすめします。

週1回の無料ウェビナー

デイトラでは週1回ウェビナー(オンラインで開催されるセミナー)があります。講師は運営の方が招待したWeb業界で活躍されている方々です。ジャンルは毎回異なり、動画編集についての回もあればWebマーケティングの回もあります。

このウェビナーは基本的には有料なのですが、デイトラ受講生はなんと無料で参加することができます。Web業界は特に技術の移り変わりや最新のトレンドを追うのが大変なので、こうしたウェビナーなどに参加してキャッチアップするのが大事になってきます。その機会を運営の方で用意してくれているのでWeb業界にいる身としてはとても助かっています。

Web制作コースの内容

次に実際の教材の内容をご紹介します。
Web制作コースは初級編、中級編、上級編と3パートに分かれており、学ぶ内容がレベルアップしていきます。それぞれ紹介していきます。

初級編

初級編ではWeb制作に必要な最低限の知識を覚えます。具体的にはHTML・CSSの書き方から始まり、動画に沿って1つのサイトを作っていきます。最後には自分のポートフォリオサイトを作成したり、実在するお店のホームページを作ったりする課題が出されます。初級編をクリアすれば簡単なサイト(僕が実際に作ったサイト:https://hokton.work/menderu/)なら作れるくらいのスキルが身につきます。必要な期間は大体1ヶ月程度です。時間がある方は10日ほどでクリアすることもできます。

中級編

中級編では初級編から少しレベルアップした内容です。具体的にはWebサイトに動き(メニューを押したらスムーズにスクロールするなど)をつけるjQueryというのを学びます。jQueryを学べば一気にモダンなサイトに近づけることができます。

さらに中級編ではデザインカンプからのコーディングを学ぶことになります。
デザインカンプというのはWebデザイナーがデザインしたWebサイトの設計図のようなものです。Web制作ではこのデザインカンプをもとにコーディング(HTML・やCSSを書く作業)をしていきます。

実案件でもデザインカンプからのコーディングが大体の流れになるので、教材でこのやり方を学べば実際に仕事をした時に困らずに済みます。

上級編

最後の上級編ではWordPressというツールの中で自作のテーマを作ることを目標としています。
WordPressというのはWebサイトの管理をしやすくしたもので、全世界の40%のWebサイトはWordPressを使って作られています。つまりそれだけ需要があるということです。

上級編の最初ではPHPというプログラミング言語の基礎を勉強します。WordPressはこのPHPを使って作られているため、PHPの理解が必要になってきます。

PHPの基礎を理解した後はいよいよ最終目標のWordPressでの自作テーマ開発です。正直この内容はとても難しいと思います。ですが、ここを超えることができると、Web制作者としての単価がぐっと上がります。諦めずに頑張りましょう。

デイトラだけで稼げるようになるのか

デイトラの購入を考えている方が一番気になるのがここではないでしょうか。
「デイトラだけで実際に稼ぐことができるのか
スキルを身に付けて個人で稼げるようになりたいからデイトラの購入を検討しているからそのように考えるのは当然のことです。

結論から言うと無理です。

語弊が無いように言いますが、受講生としてデイトラは本当に良い教材です。コスパも他のオンラインの教材と比べると段違いでいいです。これは間違いありません。
しかしデイトラをやってWeb制作のスキルを身に付けたからといって、自然と皆さんのもとに仕事が集まるわけではありません。

どの会社でも営業が機能しないと商品を売ることができません。それは個人でも同じです。Webサイトが作れる自分という商品を自分で営業をしないと仕事を取ることができません。

つまりデイトラを使ってWeb制作のスキルを身に付けるだけでなく、自分で営業をかけることができて初めて稼ぐことができます。

ただそもそもの話として、スキルを身につける事自体がとても難しいですよね。仕事で疲れているのにわざわざパソコンを開いて何を勉強するか計画して勉強して….なんて続かないです。

デイトラは勉強するべき内容が体系的にわかりやすくまとまっており、本当に必要な情報だけを得ることができます。また課題をクリアするごとに想定年収が表示され受講生のモチベーションを保つ仕組みが整っています。つまりスキルが身に付けやすくその分稼ぎやすくなっているということです。

結論として、デイトラだけで稼ぐことはできませんが、デイトラを使えば稼ぎやすくなることは確かです。

デイトラを買うべき人とそうでない人

最後にデイトラを買うべき人とそうでない人を紹介します。どんなものでもそうですが、全員に喜ばれるのものというのはありえません。山が好きな人もいれば海が好きな人もいる。クラブのような騒がしい場所が好きな人もいればカフェのようなゆったりと落ち着いた場所が好きな人もいる。デイトラも同じです。買うべき人そうでない人がいます。

買うべき人

  • Web制作を学びたい強い動機がある
  • 自分で考えて行動できる
  • 楽に稼げると思っていない

個人で考えて行動できる人はデイトラに向いています。わからないことがあってもとりあえず調べることができれば大抵のことは解決できます。こういった人は自然と質問の回数も少ないです。僕自身はデイトラで質問をしたのは2,3回でした。たくさんわからないことや壁にぶつかりましたが、めちゃくちゃ調べれば解決するし、そうして得た知識はなかなか忘れません。

買うべきでない人

  • 手とり足取り教えてもらおうと思っている
  • 教材だけやれば稼げるようになると思っている
  • 自走できない

デイトラはあくまで個人で稼ぐ力をつけることを目標としています。つまり何でも人に頼ろうとする人は向いていません。

質問無制限のチャットサポートはありますが、なんでもかんでも聞くことは公式でも推奨されていません。しっかりと自分で調べて本当にわからないときだけ質問するということが好ましいです。

しかし調べればすぐに分かることや、少し自分で考えればわかることを逐一質問している受講生をたまに見かけます。自分で少しは調べるべきという旨をメンターの方が優しく指摘しているにも関わらず、お金を払っているんだから逐一質問に答えろ!という方も残念ながら中にはいました。こういった方はまず買うべきではありません。受講費が無駄になってしまいます。

なんでも手とり足取り教えてもらおうと思っている方はプログラミングスクールに通うのがいいと思います。デイトラより値段はかなり上がりますが、さらに手厚いサポートが用意されています。

まとめ

受講生としてデイトラWeb制作コースを徹底レビューしました。僕個人の感想として、このデイトラを購入して文字通り人生が変わりました。まさか自分がWeb制作フリーランスとして活動するとは思ってもいませんでした。

現在様々な状況で苦しんでいる方はたくさんいると思います。今の仕事がつまらない、転職したいけど踏ん切りがつかない、いつ会社をクビになるかわからない。

個人で稼げるスキルを身につけることができればこれらの悩みは解決できます。もちろんWeb制作に限定する必要はないです。動画編集でもWebライティングでも。個人で稼げる仕事はたくさんあります。その中から気になったものに取り組んでつまらないなら他のことをして、楽しそうなら続ければいいんです。

勇気を出してチャレンジしてみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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